ポリバケツの雑語り

ポリバケツが不定期で好きな事を語ります

サクラダリセット

今回はアニメのサクラダリセットについて記事を書きたいと思います。

まず私はアニメは人に勧められて見るほうで自分としては名作しかみないスタンスです。ちなみに初めて見たアニメは変ゼミでした。アニメはそういうものだと思ってました。

 

前置きとして言いたいのはアニメは落語のようなものだと思います。落語は話手が話をはじめて人間の基本的な知識欲というのを話をして楽しませます。どこかで聞いたことがあるような話でもダメだし支離滅裂なまとまりのない物もだめ。話という流れのある知識を不快にならないギリギリで紡いでいく。それが落語であり今のアニメだと思います。

 

 

そんなところでここからネタバレをしつつ好きなように語っていきます。

 

 

馬鹿がいない

サクラダの好きな所はここにつきます。登場人物はみんな冷静で最初から一つ次元が上に話をしている。だから初見はちょっと不思議である。しかし起承転結の起は結末の伏線でありすべて意味がある。二回目を見たときにサブヒロインの企んでる事を踏まえてみると、悲しみがある。

ストーリーが素晴らしい

調べてみたらどうやら原作とアニメは時系列をくずしてるらしく一番最初に劇的な展開が待っている。*1基本展開は管理局との闘いで魔女だったり写真のおじいちゃんの依頼で話はすすんでいく。そこで私が紹介したいのがその管理局との間にある一見無意味にみえる脇道にされたときの話だ。初めは小さな女の子の話で、この子は能力によって作られている。そこでの問かけは能力は本物か?である。次にビー玉の女の子である。この女の子は綺麗な物を探していた、胸に綺麗な物がある限りどこにでも綺麗なものはあると言われ悩んでいた。ここでの問はルールは守るべきかである。最後にエデンの女の子である。この女の子は自分で作った世界に閉じこもっていた。ここでの問は世界は変えられるかである。このようにありきたりな展開はすべて問いになっていて最後のいっそ世界から能力をなくしてしまおうに繋がっている。

超能力の位置づけが素晴らしい

見解

 サクラダのいいところは超能力についての見解が特別な物などではなく母親が頭を撫でる力ぐらいしかないという所である。この頭を撫でる表現は以外と何でもできるという意味もあり、使えるものは無駄にしないという賢さもうかがえる。

分類

どうやら強度と種というのがあって強度は矛盾したときに優先れるかどうかで種は第一種が対象が自分で第二種は対象が相手で第三種が対象が世界である。こいう設定を説明しない所も好きな所である。主人公が第一、ヒロインが第三種、サブヒロインが第二種。

キャラがいい

主人公

能力をかけ合わせるシーンとか記憶力がいいのが取りえなもんでのシーンとか好き。

ヒロイン

某ヒロマサよろしく、最初は感情を無くしたキャラで回りの協力もあり徐々に可愛らしくなっていくキャラである。感情を失うきっかけは周りとの悲しみの境界戦を作れなかったからで。親を捨てた主人公や虐待されてた赤目や兄を殺された眼鏡や一回は死んだサブヒロインより良くねと個人的に思う。

サブヒロイン

まずサブヒロインは序盤で死ぬ。そのときはそのサブヒロインの良さもわからないし思い入れもない、ただ例え話をしていた人だ。しかし後に蘇り自分が賢くない事を認めつつ結局目的は遂げられていた。一度話すだけで対象のすべてを知れるという第二種最強の能力をもちながら好きな男をびっくりさせるために死ぬ事を選んだのだ。物語の展開的に裏ボスである。

猫の人

美人どころと言えばそんな感じで、主人公の相談に乗ったり世界を記す老人の架け橋になっていたりしてた。大きな木の話は意外と好き。この人の能力がないと猫を犠牲にできないので実はかなり重要。

写真のおじいさん

能力を管理局に勘違いさせてた人。能力で撮った写真に入れる能力と五分後に世界を閉じる能力を使う。特に前者は第三種最強の世界を作る能力である。

テーマは悩み

 最後にこのサクラダについて個人的に勝手にテーマをつけるとしたら悩みでないだろうか。劇中でいろいろ悩んでる人に遭遇するがそのたびに主人公たちは悩みいろいろ考えていた、一方局長などはいっそ無くしてしまおうと決断していた。もちろん読者も悩めるようにたとえ話がおおく展開も早めな作りなっていた。

 

*1:私がこうやってサクラダについて語ってる目的は初見に無駄に知識を与えて私が面白いと思った周回プレイの気分にさせたいからである。